沼ッ原湿原は、那須連山の日の出平(1,786m)と南端白笠山(1,719m)、その西にある西ボッチ(1,410m)との間にある標高1,230m、東西250m,南北500mの亜高山の湿原です。昭和49年に湿原の南端に沼原調整池が完成し、大型バスで行くこともできるようになりました。植物は約230種確認されています。主なものは、5月のザゼンソウ、ハルリンドウ。6月のズミ、ニッコウキスゲ、コバイケイソウ。7月のノハナショウブ、アカバナシモツケ。8月のタムラソウ、エゾリンドウなどの開花が見事です。
四季を通じて楽しめますが、ニッコウキスゲが湿原一面に咲き誇る7月上旬から中旬にかけてが特に見頃になります。
昭和天皇が、この湿原をお気に入りになり、何度も足をお運びになられたところして知られています。
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